講師:社会保険労務士 講座

講師はどうか?

高校、大学に在学中はサークルやアルバイトに一生懸命で、勉強は二の次だった人、結構多いのではないでしょうか。
社会に出て必要に迫られて勉強を始め、「学生時代にちゃんとまじめにやっておけばよかった・・・」と感じている人も多いようです。
もちろん、在学中には社会に出てからも勉強することになろうとは思ってもいませんから、仕方がないことなのですが・・・

社会人に人気の国家資格の中に社会保険労務士があります。
社会保険労務士は会社において人事や労務など、「ひと」に関するスペシャリストと言えます。
また独立開業を目指すこともできます。

しかし社会保険労務士を受験したことのある人に聞くと、かなり厳しい試験だそうです。
働きながら効率よく学習するには、やはり通信制の講座を受けたり、夜間のスクールに通うのが賢明と言えるでしょう。

講座やスクールで学ぶにあたって、重要となってくるのがどのような講師陣がそろっているか、ということです。
貴重なお金と時間を費やすのに、いい加減な講師に付き合っていてはもったいないですし、モチベーションを低下させる原因にもなりえます。
講師の人柄をよく見た上で、受講を決めたいものです。
教えることに対する情熱だけでなく、冷静さも必要です。
また面白さを兼ね備えた講師であれば、学習に対する意欲も損なわれることはないでしょう。
受講申し込みを決める前に、ガイダンスなどに参加して講師陣を自分の目で見て確かめておきましょう。

講師との相性

会社には「ひと、もの、かね、情報」の4項目が必要と言われていますが、そのうち「ひと」に関するスペシャリストとして社会保険労務士の存在があります。
キャリアアップのため、あるいは独立開業するために、この社会保険労務士を目指す人が年々増えています。
この資格の内容、特徴から、やはり社会人になってから受験する人が多いようです。

社会保険労務士に限らず、社会人になってから、仕事をしながら試験勉強をするのは並大抵の努力ではありません。
受験勉強に専念できる学生時代と比べると、勉強にあてられる時間は圧倒的に少なくなっています。
この限られた時間をいかに能率的に使うかが、試験合格への鍵となります。

社会保険労務士の試験を受けようとする人の多くは、何らかのスクールに通ったり、通信講座を受けたりしています。
たくさんの教育機関がありますから、通学経験のある知人がいれば話を聞いたり、口コミを参考にしながら慎重に選びたいものです。
また通学する場合は受講申し込みをする前に必ず体験講座を受けましょう。
ガイダンスではなく、講座そのものを受けてみるのです。
講師によっては、早口でよく聞き取れない、テキストを読むだけでポイントをわかりやすく抑えていない、声が小さい、などの問題もある場合があります。
ただでさえ法律系で理解に時間を要する内容なのに、講師の説明が聞き取りにくいとその時点でつまずいて先がまったく理解できなくなってしまいます。
「えーっと・・・」と考えている間に、講師は次の内容に進んでしまうのですから。
この人なら続けられる、と思える講師を選んでください。
義務教育ではないのですから、授業や講師を選べるという特権をフルに活かしてください。

講師以外のスタッフ

今は多くの職種が混在する職場が多くなってきました。
飲食店などのお店や保育所などでも、正社員、正規職員の他、パートやアルバイトも同じような仕事をしています。
どんな職種であれ責任感を持って仕事にあたることは当然ですし、利用者から見れば、正社員もアルバイトもその店のスタッフには変わりありません。

資格試験を受けるために通う講座やスクールを選ぶときにも、スタッフの対応は特に注意して見てほしいポイントです。
一番に関わってくるのは講師陣の人柄や熱意などですが、それ以外の受付スタッフやアルバイトに至るまで、自分は教育関係者であるという自覚があるかどうかを見なくてはいけません。
ガイダンスに参加したり、電話で問い合わせたりすれば、そのスクールに関わるスタッフひとりひとりが教育の道のプロであるかはおおよそ見当がつくでしょう。
アルバイト講師は採用しておりません、というスクールに決めるのもよいでしょうし、たとえアルバイトでもプロとしての自覚・責任感を持って対応しているのであれば、そのスクールの教育が成っていると言えるでしょう。

現在、年々受験者数を増やしているものに社会保険労務士の資格があります。
社会保険労務士試験は難しい試験と言われ、中には独学で合格を手に入れる人もいますが、講座やスクールに通う人が多い資格です。
各種スクールでも社会保険労務士の試験対策コースが用意されています。
テキストや過去問題集などを買って、強靭な精神力をもって自分で勉強してもよいかと思いますが、余裕があればこれらの講座を受講するのも、ポイントを教えてくれたり最新の情報を得られるという点でもおすすめです。
高い受講料を支払い、貴重な時間を費やして勉強するのですから、安心して学べるスタッフのいるところを選んでくださいね。